「初心忘れるべからざる」

何度この言葉を聞いたり使ったりしたことだろう。頭ではわかっているのに体に身についているのだろうか?

年を取れば取るだけ人間は過去の経験でしかものを考えなくなってしまいます。

新しいランドセルをもらって嬉しかった小学生、坊主頭にした中学の入学式、初めての受験で勝ち取った高校入学、スーツで入学式を迎えて少し大人になった気分の大学入学、そして晴れて社会人になったあの日!新しい気持ちで「がんばろう!」と誓ったすべての新スタート。その時の感動や気持ちをいつまでも持ち続けることは理想だと思いながら、社会の色々な事を経験していくと薄れていく「初心」。社会人だけが学生と違い数年間で卒業できず、区切りをつける年数も人それぞれまちまち。まずは、3年がんばろうと始めたことも途中で投げ出してしまう人達の多いこと。私の好きな言葉に「日々これ新(あらた)」があります。毎日毎日飽きることなくこの言葉を心の中で繰り返し、習慣化することだけが、人生で上手く生きていくために必要な考えのように思います。簡単に諦めてしまうのではなく、自分の選んだ道なんだから、常にその時の感動を忘れず「初心」に帰って原点を見つめることこそ大事な自分の棚卸しではないだろうか!!初心を忘れず、諦めない限り人生に失敗はない!!!

 

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