知と行は二つにして一つ

安倍総理が施政方針演説で使った言葉なんですが、故郷の賢人の吉田松陰の言葉として伝えられています。もともと中国の明の時代に王陽明が知行合一の精神を根本としています。

私の勝手な解釈ではありますが、「知る事」と「行動」はそれぞれの別の言葉であるが(二つの事)それを一つにしなければ意味をなさないと解釈しています。

我々ビジネスマンは学者ではありません。従って「知識」をいくらつけても世の中の役にはたたないのです。その知識をどのように生かして、行動と一致させ、世の中の役に立つ行動に変えるもしくは世の中に役に立つ行動を行う、すなわちそれは善なる行動でなければ意味がないと解釈しています。

また、善なる行動から知識を得る事もあるでしょう!

よくあるパターンに「知っていたけどやってない」という場面を見たり聞いたりします。もっとも現場で行われるパターンとしては問題の多いパターンです。

常に勉強を怠らず知識の引き出しを増やし、その時点での最善の行動に結びつけ結果を出す事が我々ビジネスマンに課せられた使命ではないでしょうか?

マネージャー職なら、部下の知識を行動に行かせているのか?部下が持っている知識を会社の正しい行動に行かせているのか?そんな事を常日頃から部下としっかり話し合う事も大事な上司の役目ではないかと思っています。

是非、この知行合一を実戦できる強い組織作りに邁進したいものです。

 

2015年12月25日 早朝

 

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